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評価:
一条 ゆかり
集英社
¥ 690
(2007-12-13)
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あらすじ
初恋の相手を10年もの間思い続けているポピィ。寄宿学校に入るためその思い出の地に戻ってきたポピィだが不良教師・レイニーに出会って…?
表題作他「春は弥生」「雨のにおいのする町」を同時収録
レビュー
「
摩耶の葬列」に続く長編傑作選第二弾!
正直なところ、結末がどれもいまいちしっくりこなかった…ジェネレーションギャップっつうもんなのかな、設定が後から後から複雑に。多分そういう作品が多い時代のんやからだろうなぁ。
個人的には「
摩耶の葬列」に収録の、いわゆる“暗い作品”のが素敵だと感じてしまったなぁ。
言うても当時の作品を今堂々と出せるだけの質は充分。
一月に100頁超を半年…何度読んでもホントにすごい。このクオリティで。脱帽です。